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ルーンテラ:サービス終了,過疎と個人的感想,評価/LoR【レビュー】

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レジェンドオブルーンテラ:レビュー,過疎,サービス終了
読むにあたっての注意事項

あくまで筆者個人の完全なる主観です。
※レジェンドオブルーンテラをLoRと表記します。

1.LoRはサービス終了した?

まず本作レジェンドオブルーンテラはサービス終了が決まったかどうかについて。

レジェンドオブルーンテラはサービス終了したわけではない。

サービス終了した代わりに、開発の縮小は決定されました。開発の縮小というのはゲームの今後のアップデートが減少することと同じと思ってもらって構いません。

これに関して詳しくいうと、

LoRはPvPの縮小及びPvEの拡大が今後の方針となる。

PvPとは対人要素,PvEとは対CPU要素と思ってください。つまりルーンテラは今後は対人ゲームとしてではなく1人用ゲームを中心としてアップデートしていくという事です。



開発陣の今後の指針については以下の動画で言及してあります。

ですのでレジェンドオブルーンテラはサービス終了したというわけではありません。今後もアップデートが行われます。しかしPvPの開発縮小が決定されたことも事実となります。

2.開発縮小について

レジェンドオブルーンテラは1.で解説したようにゲーム開発を一部縮小することを発表しました。

これは突然での出来事ではなく、予兆はあったようです。アップデートの減少、2022年後半からリリースされたチャンピオンの減少等。

2.1.開発縮小の原因

おそらく長くなります。

まず結論から、

開発縮小の原因

LoRの収益が基準を満たしていない。

当たり前かと言われれば当たり前です。この社会における会社すべてにおいて成り立ちます。そもそも開発に用いる金がなければ開発を続けることは不可能です。
開発は慈善事業ではありません。あらかじめ予算は決められています。



次に収益の内容について。

LoRの収益

●プレイヤーの課金

レジェンドオブルーンテラの収入,利益はプレイヤーの課金,スポンサーがメインであるはずです。殆どのゲームはプレイヤーの課金がメインの利益となることが多いはずです。

これに関してはすぐにわかりますよね。プレイヤーの課金した金が運営に渡り、その金で予算が決まり新しいゲームのアップデートが行われます。
運営の利益が多ければ多いほど予算も多くなってより満足感が得られる充実したアップデートが行われます。逆に利益が少なければ少ないほど予算が少なくなり満足いくアップデートが行われません。

このプレイヤーの課金について深堀りします。

2.2.プレイヤーの課金が少ない原因

おそらく開発縮小した背景にはプレイヤーの課金の少なさが大きな要因として挙げられるはずです。プレイヤーの課金総額が少ないという事。
あくまで課金総額です。アクティブユーザー数、課金ユーザー数のことではありません。


でなぜプレイヤーの課金総額が少ないかについて個人的な見解を説明します。

まずLoRは収益の指針としてカードはできるだけ無料で提供し、スキンについて収益を図ることを目標としています。

スキンの対象は具体的にはカードの裏面、ボード、チャンピオンのことを指します。カードゲームでよくあるものと思って大丈夫です。

レジェンドオブルーンテラ:ストア,ショップの課金

またカードは無料で提供するという通り、カードの入手は他のカードゲームと比べて圧倒的にに課金の必要性が少ないです。
勿論初心者がすぐにデッキを組みたいという場合は課金は必要です。しかしある程度ゲーム内報酬を受け取れば特に課金することなく様々なデッキが組めるはずです。

これに関しては以下のリンク先で言及されています。



つまり、

●スキンの収益が少ない。
●カードの課金による収益が期待できない。

カードへの課金の必要性が少ないのでスキンでしかメインとなる収益が見込めまん。LoRはそのスキン収益が少ない、これが開発縮小の直接的な原因の1つです。

スキンへの課金が見込めない

今まで言ったことをまとめると開発縮小の元凶の一つがスキン収益が少ないこととなります。

ではなぜプレイヤーはスキンに課金しないのか。

これは人によっては別に当たり前のことと思うかもしれません。カードゲームのスキンに課金する必要が感じられない。これでこの議題は完結します。

しかし他のゲームを例として引き合いに出すと話は難しくなります。
というのは他のゲームはこのスキンをメインとした販売形態が成立しているからです。この例を通してLoRにおいてスキンの収益が見込めない真の原因が見えてきます。



▼LOLとのスキン比較

まず同社ゲームのLOLがなぜスキン販売が成り立つか考えます。

この理由はわかりやすく、

LOLのスキンは動き、目によく入るから。

どういうことかと思いますよね。まずアクションゲームのスキンは動きます。アクション一つ一つにそのスキンの個性魅力が出ます。
LOLは攻撃エフェクト、リコールエフェクト全てスキンによって変わります。逆にLoRはスキンといっても動かないのでその見た目しか変わりせん。

つまりアクションのないスキンよりもアクションのあるスキンの方がプレイヤーへの視覚的影響が明らかに大きくスキン購入の満足度も大きい。

これがLOLのスキンは販売形態として成立し、LoRのスキンは販売形態として成立しない原因です。

▼ハースストーン,シャドウバースのスキン比較

次にアクションゲームでもない同じカードゲームのハースストーン、シャドウバースがなぜスキン販売が成り立つか考えます。

※…まず前提としてスキンのうちチャンピオンのみを配慮します。というのもハースストーン、シャドウバースも恐らくチャンピオンスキンがメインの収益となるはずだからです。

レジェンドオブルーンテラ:ハースストーンとの比較、チャンピオン

このハースストーン、シャドウバースのスキン販売が成り立つ理由もLOLと同じく

ハースストーン、シャドウバースのスキンは視覚的影響力と満足度が高い。

まずハースストーン、シャドウバースどちらもスキンは動きません。なぜLoRよりもスキン収益が高いかというとこれは憶測になります。

おそらく次のことがLoRよりもプレイヤーの満足度に影響しているからだと思います。

●チャンピオンスキンが二次元的でかつ絵という印象が強い。要はアニメ調。
●対戦のど真ん中に目立つ形で位置している。

LoRはそのチャンピオンスキンが存在しません。代わりになるものがガーディアンなのですが、それは3次元で描画されており、線も細いです。
ハースストーン,シャドウバースは二次元で線が太く存在感、圧倒感が強いです。ものすごく目が引き寄せられます。

次にハースストーン,シャドウバースのチャンピオンスキンは対戦中はど真ん中に位置しています。嫌でも目につきます。LoRではそういうものがないです。

LoRは自分の手札、場にしか目がいきません。というのも手札,場が対戦画面で最も強調されているからです。
これはあくまでカードバトルをメインとして楽しんでくださいというは配慮からくるものだからかもしれないんですけどね。

レジェンドオブルーンテラ:ガーディアン



結論をいうと

プレイヤーの視覚的満足が得られないからスキン課金の収益が振るわない。

あくまで個人的意見です。おそらくレジェンドオブルーンテラのスキンに課金する人はコレクターであって収集目的であることが多いはずです。カジュアル勢はまぁ課金しないだろうと思っています。

カード課金の収益を目指さない弊害

これからいう事は人によっては上から目線と感じるかもしれないのでその点はご容赦ください。

先ほど言ったようにLoRはカードの課金による収益を目指していません。これに関して思うことを言います。あくまで筆者個人で思うことです。

まず理想と現実は違う。

RIOTはあくまでpay to winではなくフェアなマルチ対戦を目標としているためこのようなスキンがメインの収益体制にしたのかもしれません。これはLOL,TFT,VALORANT全てのゲームに共通しています。

ですがカードゲームにそれを求めるのはさすがにきっついです。RIOTとしてはLOL,TFTがともにスキン販売で収益が見込めるからカードゲームもその体制で行けるだろうと思ったのかもしれません。
まぁそれは無理ですね。まずカードゲームはそもそも人口が少なく廃れているジャンルですから。そのうえアクションのないスキンにインパクトを持たせるのはかなり難しいです。


▼課金に対するプレイヤーの対応

まず、カードゲーマーはカードの課金に抵抗がある人間なんて少ないです。だって彼らにとって課金が当たり前なんですから。

例えばハースストーンをプレイしてきた人にとって課金に抵抗がある人間なんてそうそういないはずです。カードを揃えるための課金なんて当たり前なんですよ。プレイするために課金は当たり前のことです。
よってカードの課金によって人が減るとかそういう影響は少ないはずです。

わざわざ開発陣からカード課金による収益を減らしたら収益でなくてもまぁ文句言える立場ではなくなります。自分から首絞めにいってるようなものですから。



ちなみにこれによって次の新たな問題が露出します。

カード購入に課金しなくていいゲームでスキンに課金するわけがない。

これは恐らく潜在的な観点からくるものです。ハースストーンはカード、デッキの作成には殆どの人が課金をしているはずです。これによってスキンへの課金の抵抗感も少なくなります。
まぁ日本で例えるとお財布が緩くなるようなもの。一度買うと財布は緩くなります。

逆にカード、デッキの作成に課金する必要がないゲームでスキンに課金するかって話になります。そもそも無料でデッキが作れてるのになぜわざわざスキンに課金する必要があるのか・・・。
こういう考えの人は絶対に一定数存在しているはずです。//

まぁ総括すると理想として描いてる像と現実に発生する像はずれますよ、ということ。

3.レビュー(感想)

読むにあたっての注意事項

あくまで筆者個人の完全なる主観です。
※レジェンドオブルーンテラをLoRと表記します。

▼きっかけ

レジェンドオブルーンテラは筆者は1年ほど前までプレイしていて、ここ1年間は触っていませんでした。

で久々にどんな状況になってんだろうなと思ってLoRを開く前に状況確認したんですが、あーはい予想通り開発縮小が行われることが決まったようです。
しかもその決定が割と最近なので感想とともに記事にまとめ上げようかなと思った感じです。

開発縮小というか人事整理に関してはまず間違いなく行われるだろうなと思っていました。1年前から。まぁでもサービス停止といった廃棄行為は行われていないことに対して安堵しました。(DOTAの件が悪夢なので。)

2024/02開発縮小の感想

これはちょっと上記と内容被りますが感想として適当に書いていきます。まずスキンなんて買う人間いる?あれ。あのね見るだけで十分なのよ。見るだけで満足します普通の人間は。
あれを買う人間はコレクターです。金持ちの収集です。一般プレイヤーは買いません。もっとハースストーンでいうチャンピオンみたいなプレイヤーの半身となる象徴的存在を対戦画面に追加してほしかったですね。

例えばそのチャンピオンがスキン購入できる場合は魅力を感じます。デッキ内にはチャンピオンが選べますよね。
その選んだチャンピオンにスキンが付けられてそれが自身の対戦画面に常に見えるように配置されていると買うかもな~と思ってたりしました。個人的にはキンドレッドのスキンとか好きなんですけどね。

カードのスキンとか見ても確かにクオリティはかなり高いです。エフェクトも素晴らしいです。ただし動きがないんですよ。動きがないから一度見たら満足します。
あはいもういいです的な。何度も何度もほ~すごいとはなりません。

レジェンドオブルーンテラ:カードのスキン

後カードにスキンを複数追加してもLOLみたいに複数購入する人間なんてあまりいないはずです。LOLのほうでは購入した後に試すことが楽しいんですよ。実際にどんな感じに動くのかを確認すること。
カードゲームはそもそもPV見て今あるスキンよりも魅力を感じない場合、あもういいです。今持ってる方がかっこいいです、可愛いです。となって購入しません。だって試す価値がないんですから。

カードのスキンのアート見るとこれに力入れてんだろうな~とは思ってますが、まぁ理想と現実の乖離ですよね。このカードスキンを売りにしたいという意欲はすごく感じます。
しかし現実は違います。そもそもの大元凶として人がそれほどいないんですから。残念ですけどこれにかんしてはどうしようもないです。

個人的改善点

個人的な要望としてはハースストーンのデスナイトのようにもっと別観点からボリュームを増やしてほしいと感じました。
最初はチャンピオンそのものをその枠に追加すればいいとおもったのですがさすがにそれはチャンピオン格差が大きくなって非難されそうですよね。

でふと目にしたのがエルダードラゴン、ポロキングの存在。え・・・?お前ら誰???プレイアブルチャンピオンとしていつから参戦した??? いつからエルダードラゴンがLOLで操作できるようになったんですか?
筆者も一度エルダードラゴンをLOLで操作したいと思ってたんですよね。レーン戦であのエクスキューションを使って敵の体力バーを破壊したかったんですよ。

レジェンドオブルーンテラ:エルダードラゴン

とまぁ冗談はおいて、エルダードラゴン,ポロキング?こそがハースストーンでいうデスナイト枠と同じ立ち位置にしてLoRに追加すればいいのに。
めちゃくちゃいい適任なのになぜか一般のチャンピオン枠として追加されていました。

ゲームシステムについて

本作のゲームシステムは個人的にはカードゲームの中でもトップクラスに出来がいいと思いました。具体的にどこがどういうように優れているかはこれだけで1万字行くので省略します。
またあくまでこういったゲームシステムの中ではです。

グウェント、マビノギ、遊戯王系統の序盤にデッキから半数以上を引くもしくはほぼ同じルートのコンボを組むようなタイプのカードゲームを除いた中ではです。
グウェント、マビノギ、遊戯王は再現性がかなり高く運による下振れ上振れの影響がかなり小さいです。

まぁグループに分けるとLoRはハースストーン、シャドウバース、デュエルマスターズとかその辺のタイプのカードゲームです。初手ハンド、マリガンにかなり運が左右されます。
またデッキの回し方もかなり流れによって決まり、こちらのアレンジ手段が薄いです。

つまりハースストーン、シャドウバース、デュエルマスターズ、マーベルスナップ系統の中では一番いいゲーム性をしていると思いました。
おそらくこれ以上の競争力のある画期的なゲームシステムは無理なんじゃないかなぁと感じもしました。

これは賞賛ですがある種ではこれが限界ともいえるんですよ。これ以上のゲームシステムが無理でこの過疎り具合ですからこの系統のカードゲームは将来がだいぶ厳しいんです。
恐らく大きいゲーム会社はカードゲーム系には一切手を出さないだろうなぁとも思いました。手を出したとしてもそれは遊戯王系統のカードゲームになるんだろうとも感じています。



▼ゲームシステムの不満点

不満点は明白でチャンピオンカードが引けないことが割と多発する。シンプルに欲しいカード引けません。この不満点から次に派生します。

それはデッキ枚数が多すぎること。40枚はきついっす。30枚もしくは35枚にすればいいのになぜ40枚にする必要があったのか…。
大量にデッキ圧縮するハースストーンでさえも30枚なのになぜLoRは40枚なのかかなり謎。
そもそもデッキが殆ど切れないのにデッキを40枚にする意味is何。どういう意図で40枚にしているのか予想もつかないです。するメリットが一ミリもないので。

総評

まぁ筆者はレジェンドオブルーンテラはカードゲームとしてはだいぶ好みな方です。ちなみに筆者が好みのゲームは廃れる確率がかなり高いので感性が可笑しいかもしれない。
これからある程度デッキの立ち回り,コツをまとめた記事を挙げていきます。見る人が少なければすぐに辞めます。見る人が多ければ続けていくので良ければぜひ。

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