ジャンル | ローグライク,アクション,プラットフォーマー |
難易度 | やや難しめ |
クリア時間 | 10~15時間 |
リリース日 | 2021/01/21 |
開発元 | SOUTHPAW GAMES |
対応機種 | Switch/PS4/Steam/Xbox |
価格 | 2050円 |
1.ゲーム紹介
2.レビュー,感想
に分けて解説していきます。
どんなゲームか知りたい方は1.、ゲーム性は知ってるけど購入するか迷ってる方は.2、といったふうに飛ばしながら見てください。
以下に攻略記事,ダウンロードページのリンクを貼ります。
攻略記事のリンク
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目次
1. ゲーム紹介
1.1 どんなゲーム?
名もなき小さなスケルトンが人間に攫われた魔王様を救い出すといったゲーム。そう主人公は本来敵側であるはずの魔王軍のスケルトン。このスケルトンをプレイヤーは操ってゲームを進めていく。
●ゲームジャンル
横スクロール型の2Dプラットフォームゲーム。ステージは毎プレイごとに変わる所謂ローグライク型。ゲームオーバーになるとステージを最初からやり直す必要がある。
●スケルトンの能力
この小さなスケルトンはどうやってたくさんの手強い敵を倒していくのか。それは頭を取り換えることによる。スケルトンは頭を取り換えて新たな能力を得ることができる。具体的にはスキル、パッシブといったもの。またスカルは最大2種類同時に所持できる。
●スケルトンの強化
それだけで大丈夫?と思われるかもしれない。大丈夫、スケルトンはまだまだ強化できる。精髄、アイテム、頭の覚醒といったものだ。自分好みのスケルトンを見つけてゲームを楽しむことができる。
●アクション
ジャンプ,ダッシュを駆使して敵の攻撃を躱し、通常攻撃,スキルで敵の隙を攻撃しよう。敵の攻撃が激しくなったら精髄を使おう。きっと敵の攻撃から役に立つだろう。また敵を倒すと魔石が手に入る。
●ボス
ステージを進むとボスが現れる。ボスは通常モンスターとは違い、強力な攻撃を仕掛けてくる。ここまで培ってきた技術を総動員して倒そう。
●ローグライク要素
敵を倒して手に入れた魔石を使ってスケルトンを強化しよう。魔石はゲームオーバーになっても引き継がれるから永続的に強化できる。
●仲間キャラクター
ステージを進めるにつれてスケルトンを手助けしてくれる仲間が増えてくる。仲間キャラはスケルトンの頭、アイテムといったもの援助してくれる。
1.2 詳しいゲーム性
ゲームの流れ
具体的なゲームの流れ。ゲームオーバー時は振りだしからになる。
①スタート地点で準備→②ステージをいくつか攻略
→③ショップ→中ボス→ステージをいくつか攻略
→ショップ→ステージをいくつか攻略
→④ボス→次のマップ
①…いわば準備するところ。ステージが進むにつれキャラクターが仲間になる。その仲間キャラが色々冒険する前に援助してくれる。ゲームオーバーになるとこの地点から再スタートとなる。また手に入れた魔石を消費するところでもある。魔石はゲームオーバーになっても引き継がれる唯一のものであり、それを使うことでスケルトンを永続的に強化できる。
②…このゲームの基本ステージ、ボス戦への道のりとも言い換えられる。ステージは決まってなくリスタートするごとにランダムに変化していく。ローグライク要素の一つ
③…これはアイテム,精髄を購入、HPを回復したりするステージとなる。もちろんショップというだけあってゴールドが必要となる。
ここをメインとしてレア度の高いアイテムを購入することができる。右側に見えるのがアイテムとそのゴールドとなる。アイテムはゴールドを支払いリロールすることでもできる。また進むにつれてレア度の高いアイテムが並びやすくなる。
④…このゲームの魅力であり、最も難所となるステージ。基本的に相手の攻撃を躱すことを第一優先と心掛けて臨もう。
アクション要素
このゲームのアクション要素は類似ゲームと比較してもかなり豊富。1つずつ紹介していく。スカルというのはいわばジョブ的なもの。
①2種類のメインスキル
②精髄
③スカル交代時のスキル
④スカルのパッシブ
①はそのスカルのメインスキル。スカルのレア度が低いうちは1種類のスキルしかないことが多いがレア度が高い場合は2種類所持できる。スキルは勿論レア度が上がるにつれて強化されていく。スキルは複数の種類からスカル獲得時にランダムに選ばれる。これがこのゲームの魅力の一つ。スキルでさえも複数種類あり固定化されないので1回や2回ではそのスカルで遊んだとは言えない仕様になっている。
②これはいわばスペシャルスキル、必殺技的なもの。スカルに影響されず個別のものとして獲得できる。これだけで3種類となる。
③これはスカル交代時にそのスカル専用の効果が発揮される。スカルは2種類所持できるが、片方だけを使ったりせずに交代して使ったほうが有利に働くケースが多い。スキルは勿論クールダウンがあるのでスキルを吐き終わった後に交代、そのスカルのスキルを吐いてまた交代といった考えも必要となってくる。
④そのスカル専用のパッシブのこと。基本は操作に左右されないが中には操作が複雑なものがある。詳しい内容はステータス画面という項目で記載。
ステータス画面
これがステータス画面となる。ざっくり分けて左側がアイテムのシナジー状況,真ん中が現在所持しているもの,右側が所持しているものの詳細となる。
シナジーはアイテムが個別に2個保有している。一定数以上になるとシナジー効果が発生する。上記画像を例にすると「武具」は2.4.6個シナジーを保持している場合シナジー効果が発生する。もちろん数が多くなるほど強力な効果が発生する。
右側は所持しているものの詳細。例として上記画像はスカルの詳細となる。パッシブ,スキル,交代時効果の説明が記載される。このスカルを見てわかる通り、とても複雑な効果を持つスカルが存在する。
1.3 本作の魅力
★最高な点。◎素晴らしい点。とします
★スカルの種類が多い。覚醒でどのスカルも最大レアまで上げることができる。
★アクションの奥深さ。操作することができるアクションの数がローグライクの中でも屈指。人によっては複雑すぎる、難しいと感じるかもしれない。
★ローグライク要素。やはりローグライクはランダム性が面白さの肝。スキルはランダム、ステージもランダムとなっており飽きさせない工夫がされている。
◎適度なクリア時間。ラスボス到達までが適度な時間になっている。短すぎず長すぎない。
2. 感想,レビュー
2.1 感想
アクションが奥深い
skul-the-hero-slayer、本作はアクション要素が深いゲームとなってます。いろいろ言いたいことあるんですけど一番最初に言いたいことはアクションが深い。ほんとにこれに尽きる。一番のチャームポイントは?って言われたらこれ。アクションが深いからやり直しを何回も食らっても大丈夫なんです。上達できるポイントがあると人間って苦となかなか感じないもんなんですよね。ゲーム紹介でも言った通り、操作できる幅がかなり広い。スキル、精髄、パッシブ、交代効果。完璧に動かせる人間はかなり少ないでしょうね。それとスキルのランダム要素?があるので同じスカルを使っても飽きずらいです。ちなみに個人的に面白いスカルはグールです。
パッシブがすごいんですよね。敵を倒すと肉魂が発生し、食べるごとに体がでかくなっていくんです。肉魂獲得ごとに回復し、攻撃速度、攻撃力があがります。でめちゃくちゃ気持ちいい操作があってパッシブから派生させられるコマンドで右手に持ってる手鉤を飛ばすんですよ。で壁に当たったら敵を轢きながらそこまで自分が飛んで行けるんです。これがほんとに楽しい。文章で説明するのは難しいのでこのぐらいにします。
スカルの個性豊か
本作はスカルをいろいろ選べるんですけどやっぱりスカルの種類が多い。種類が多いというのは見た目やスキルだけが変わるのではなく、パッシブが変わるのが素晴らしい。操作性がまるっきり変わるんです。スカルのタイプもパワー、スピード、バランスと3つあります。その中でも空中にいる際の空中攻撃自体変わったりします。
難易度について
ぶっちゃけ難しいです。少なくとも簡単ではない。これは間違いないですね。敵の攻撃が避けづらい、一発が痛いっていろいろ要因あると思うんですけど、一番はスカルのマックスポテンシャルを引き出せてないってのがあると思います。要は全てのスキル、精髄、交代、パッシブを使いこなせていない。使いこなせた場合はそれほど難しいというわけではないと思います。もしくはステージを急ぎすぎてるのが原因かとと思います。雑魚敵の攻撃を被弾していいゲームとそうでないゲームがあると思うんですがこれは被弾したらいけないゲームです。よって被弾覚悟でごり押ししないでください。ボス戦が被弾した分だけきつくなります。時間がかかってもゆっくり進んでください。ちなみに魔石で最大強化前提のはなしをしてます。ですので最初の一切強化されていないバニラの状態だとかなり難しいんじゃないですか。
で割と大切なことを言います。運は関係ない。このゲームの運はあまり関係ないですね。運が多大に関係するローグライクとそうでないのがあるんですがこれは関係ないゲームです。これ話すと長くなるので簡潔に言うと、上振れは存在するが下振れは存在しない。また上振れ発生時でも上振れる期間は初期のほうのみで終盤になるとその上振れはほぼ意味ないものとなってくる。まぁ理由はめんどいから割愛します。というか書く意味ないです。
難しいと思った際はルーキーモード?っていうやつを使ってください。メニュー画面から設定を開けます。
上記の紫の部分にあります。ルーキーモードは受けるダメージが50%になります。筆者はバカなので単純計算して2倍簡単になると思ってます。とにかくルーキーモードオンの場合は初期でも割と余裕でクリアできると思います。これに苦戦するようでしたら通常モードは絶対クリア不可能だと思ってください。
以下駄文
このゲームって定期的にアップデートがされてるんですよ。でアップデートで変更されて目に付くのはスカル,アイテム,シナジーの弱体化。まずオフラインゲームで弱体化って何?。オフラインゲームでゲームのクリア難易度を上げるって何?。え、もしかしてこのゲーム誰かとバトれるの?。強すぎるアイテムは対戦相手にとって理不尽だから弱体化したの?。これが一番のネガティブポイント。難易度を上げる感性が全く理解できないですね。すくなくとも初期と比べて二段階ぐらい難易度上がってます。ガチです。昔プレイしていて今プレイしてない方はやってみてください。難しすぎてあれ?ゲーム間違えたかな?ってなります。
初期の頃ってシナジーの中の攻撃力バフで掛け算式だったのがあるんですよ。あれが何故か足し算式になってたりするんです。例を言いますね(実値ではない)。攻撃力を40%増幅させる。これが40%増加するに変わってるんです。このゲーム増幅と増加って意味合いが全く違います。増幅は現在の攻撃力%から40%分増加するという意味で、増加って現在の攻撃力%に40%足すっていう意味です。要は掛け算か、足し算か。つまり昔は掛け算で増加するアイテムがあったんですけど今はそれが足し算になってるんです。怖くないですかこれ。めちゃくちゃ恐怖感じました。
スカルを例に出すんですけど、サムライっていうスカルがあったんです。このスカル、なんとボスをワンパンできます。体力ゲージ丸ごと持っていきます。昔は一発2万ぐらい出せたんですけど今は3000ぐらいしか出ません。サムライに関してはやりすぎだから残当ですけどね。
他にはウルフがあります。ウルフはパッシブで空中攻撃が強化されます。で、このウルフ君なんと5秒でボスの体力ゲージを空にします。本当に5秒でボスを消し去ります。雑魚敵は触れただけ消えます。ちなみにボスは今では5秒どころか50秒、いや撃破すらできないんですけどね。
最近難易度上昇に関して仕方ないなって思うようなことがあったんです。これ実は韓国の会社が作ってるんです。どういうこと?って思う方いますよね。韓国のsteamのゲームって大体難しいです。ガチで難しいです。もはや国がルール定めてるレベルで難しいです。韓国の幹部が「えーうちの国のゲームは絶対難しくしてください」って命令出していても全く驚きません。
以上駄文終わり
ストーリーについて
ストーリーはあります。でもまぁ特筆することじゃないですね。ストーリーの展開の仕方は紙芝居です。ボスをクリアした後紙芝居形式で語られます。紙芝居なので内容は主人公?の過去のお話となります。がおまけみたいなもんです。ないと思ってプレイして突然ストーリーがでたらうれしくなりまよね。所謂そんな重さのストーリーです。内容はネタバレになるので控えます。
で翻訳が悪いって噂に聞くんですけど筆者は全く気にならなかったです。というかどこの翻訳が悪かったかすらわからないです。(筆者がただの文盲?)。なんか当たり前のこと言うんですけど、まずどうでもいいです…。アクションが売りのインディーゲームで翻訳が悪いとか一切ゲームの格を落としません。
苦戦したボスの練習ができない
一つ不満点として、苦戦するボスを練習できない。これが挙げられます。というのはゲームオーバー時に最初からになるのでまたそのボスに行くのに時間がかかります。これがタイムイーターなんですよ。せめてボスの練習は個別でさせてほしいです。特にラスボスについてなんですけどね。
以上で総括します。
ポジティブポイント | ネガティブポイント |
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アクション要素が奥深い | ボスの練習ができない |
スカルの個性が豊か | 何故か難易度がアップデートごとに上がる |
自分のプレイを磨ける | |
飽きない工夫が随所にされている | |
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