1.ゲーム紹介
2.感想,レビュー
と2段階に分けてみました。
★どんなゲームか知りたい方は1.ゲーム性は知ってるけど購入するか迷ってる方は2.といったふうに飛ばしながら見るのをおすすめします。
ダウンロードページへは以下のリンク先から飛べます。
目次
1. ゲーム紹介
1.0.ゲーム概要
●ゲームジャンル
経営シミュレーション,リソース管理シミュレーション
●ゲーム性
昼に集めた食材,レシピで夜に訪れる客に料理を提供するといったゲーム性。
●ゲームの流れ
ゲーム内の1日は昼パートと夜パートに分かれておりミスティアを操作しながら日にちを進めていく。
昼パートでは主に食材の調達,幻想郷の住民とのコミュニケーションを行う。お店に利用する料理のレシピを集めたり、幻想郷の住民との好感度を上げよう。
夜パートではお店を開いて実際に料理をお客様に提供する。昼に集めた食材を使ったりしてお客様の要望に応えた料理を提供しよう。
●オープニングストーリー
若く平凡な夜雀妖怪―—ミスティア・ローレライは今日も夢を追いかける―—幻想郷の人々に親しまれる、焼串屋台の女将になるために。毎日、日夜問わずに努力を重ねた結果、ミスティアの屋台は段々と評判になり、幻想郷の人々に親しまれる存在となった。
ある日、とある客人が訪れるまでは…
何もないどころか、最初からやり直すこととなり、
引用元:東方夜雀食堂 – Touhou Mystia’s Izakaya
幻想郷でも一番取り立てが恐ろしいという八雲家に負債を背負ってのスタートを切るのだった。
1.1 どんなゲーム?
ゲーム内の時間は昼と夜で構成されている。昼,夜共に時間が設けられている
昼パート
昼パートに行える主な行動は以下の通り。
●食材の調達
食材の種類は豊富。食材は道中に落ちているもの、販売されているものなど様々な形で存在している。
落ちているものを拾うと一定時間が過ぎるようになっている。
●幻想郷の住民とのコミュニケーション
昼には幻想郷の住民とコミュニケーションをとれる。お喋りを続けて好感度が高くなるとちょっとしたストーリーが展開されることもある。
夜パート
夜パートはお店を開くことがメインとなる。以下の手順で進んでいく。
●お店を開く手順
まず最初にどこでどういった規模のお店を開くかを決定する。
次にどういった品物を提供するかを決定する。料理と飲み物の2種類を決められる。
それに対応した炊具も決定する必要がある。
上記2つのことが完了したら実際にお店を開くことができる。客が来店すると料理を提供することができる。
中にはレア客が来店することもある。レア客を喜ばせることができたらボーナスが発生することがある。
物語が進んでいくと、お店の仲間を選択できるようになる。キッチン,ホール,ドリンクの3つの枠に設定することができる。
仲間によって個性が異なっている。とても強い能力を持つ仲間もいる。
●接客
お客の注文に応じた料理を調理しよう。加えて飲み物も用意してあげよう。
調理は至って簡単。料理に対応した器具に具材を決めて待つだけ。調理後はお客様に届けてあげよう。
レア客,コレクション
●レア客
レア客は出現場所が決まっており好物,苦手な物が詳細に設定されている。
その客に応じた適切な料理、飲み物を提供しよう。レア客には絆レベルも存在し、喜ばれる料理を提供するほど絆レベルはあがりやすくなる。
レア客とコミュニケーションを続けると任務が発生することもある。任務を達成するとお金、新しい料理のレシピなどを手に入れることができる。
●コレクション
ミスティアには着せ替えをすることができる。自分好みの着せ替えを選んであげよう。
過去のイベントはいつでも見ることができる。見逃してしまっても大丈夫。
2.レビュー
デザインが秀逸で愛を感じる
本作は絵が綺麗です。いや綺麗というより愛を感じるといった方が正しいかもしれない。
ちょっと古臭いんだけど丁寧な絵って表現もしっくりくるかな。デザイン分野に詳しくないから適切な表現が思いつかないので画像を参照に。
キャラクターのデザインや料理もそんな感じで可愛い、愛くるしいようなデザインとなっています。
無駄にリアル志向なデザインとなってなく幻想的なのが素晴らしい。
こういうほのぼの経営系ゲームはちょっと古臭いデザインのほうがやっぱりあってると個人的に思いました。
料理が凝っており奥深い
昼に食材を集め、夜に料理を提供する、つまり本作はリソース管理型シミュレーション。
食材の種類は豊富です。料理も豊富です。
工夫を凝らしてあると思ったのが、料理の中にはレシピ以外のものも加えられるんですけど、料理によって同居するのがNGなものがあります。
右側の黒と赤い部分が同居するのがNGなものとなってます。
レア客の好みを探るのが面白い
時々レア客がお店にやってきます。
レア客は最初はどの属性が好みかわかりません。(属性とは料理の持ってる特徴。上記画像のピンク色の部分。)
料理を提供したり、ヒントを得たりしながらどの料理にどういった味付けを加えるのが最も喜ばれる料理になるかを模索するのがこのゲームの一番の醍醐味だと思います。
こういったゲームはよくあると思うんですけどいい例が思いつきませんね。ヌメロンって知ってます?あれと似てます。未知の世界に手探りで進む感じですね。
調理配膳が退屈でつまらない
上記に記載したレア客の好みを探った後、つまりレア客のもっともの好みとなる料理、味付けが判明した後って虚無感すごいです。
新しいエリアが解放されるか新しいレア客が見つかるまでぶっちゃ同じことの繰り返しです。
調理配膳ってこのゲームの魅力ではないんですよ。調理配膳自体は退屈ではないです。
問題は最初から最後まで調理配膳は同じことの繰り返しである点。
ガチで何も変わりません。しかしお金が必要なのでこの所謂、作業をしなければならないんです。これが堪えます。
まぁでも忙しいからまだましですかね。
客が入るテンポはかなり速くどう工夫したら早くできるのだろうかとプレイヤーに考える余地を残してるからまだましだとは思いました。
もし客入りが悪かったりするとゲームとして破綻してるレベルかなと思いました。というのはどういった層を狙ってるのかわからなくなるんですよ。
自分が東方を全く知らないからそう思ってるだけで東方を知ってる方を狙ってるだけかもしれないですけどね。
最適料理の確認が怠い
事前に言うと次に話すことは筆者のわがままです。
レア客が料理を頼むんですけど、毎回どの料理が最適かメニューを開いてレア客の詳細情報を見なければならない。
覚えていたら問題ではありません。ただ実際は殆どの人がどの料理が最適だったけと確認すると思います。
これがガチでめんどくさい。我儘です。ただ本当にめんどくさいから我儘でも挙げざるを得ないといった感じです。まぁプレイしてみたらわかります。
絆レベルが全く上がらない
レア客には絆レベルがあります。最大で5になります。5になると専用のストーリー,報酬が得られます。
これ上げるのめちゃくちゃしんどいです。
レア客に料理を渡したときにどれだけ好みだったかに応じて好感度が上がるんですけど絆レベル3以降急激に上り幅が小さくなります。
4から5にかけてはよくこの設定を入力したなと逆に感心しました。
一回夜パートを終えてどれだけ好感度が上がったか確認したときの絶望感えぐかったです。
3.1 総評
本作は東方を取り入れた経営シミュレーションとなります。体感的には牧場物語にものすごく似てると感じました。
正直後半は割とダレました。ここも牧場物語と似てますね。
本作はゲームオーバー?になるところがラスボスのみだと思うんですけど、ラスボス戦はめちゃくちゃ楽しいです。
というのはそこに至るまでの夜パートの調理配膳がめちゃくちゃ退屈だったからです。
だからギャップも相まって楽しいです。でふと思ったのがいやそのゲーム性を再現できるならなぜもっと増やさない?ってことです。
ラスボス戦に似たシステムをもっと増やしたらもっと楽しくなったと思うんですけどね。
ちなみに筆者は東方ゲームをプレイしたこと殆どありません。キャラクターに関しては聞いたことがある程度です。
ポジティブポイント | ネガティブポイント |
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デザインが秀逸 | 調理配膳が同じことの繰り返し |
料理の設定に工夫が施されている | 絆レベルの上がらなさが虐めレベル |
レア客の好みを探るのが楽しい | |
ラスボス戦が楽しい | |
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